何を作るか - IT技術者のためのイノベーション・デザイン (2023年前期向け工事中)

現在、大規模言語モデルLLMや生成AIと呼ばれる技術が急速に高度化し、応用範囲を広げています。プログラミングは、AIがある程度できてしまいます。これからの技術者に必要なのは、解決すべき課題を定義し、解決策を設計していく能力です。この授業では、これらの部分を扱います。

地図がないところに地図を書くテクニック、答えがないときに答えを見つけるテクニックを、まとめました。 ITに限らず、日本の教育は、プログラミングなど方法(HOW、昔の読み書きそろばん)を偏重しています。それに対し、この授業は、ITで何を実現するかの目標(WHAT)を定義する方法についてまとめたものです。

受講生の言葉

・・・今まではHOW(技術的な勉強)ばかりを行ってきていて、実際の社会問題を明白にしたり、どのように解決するかは学ぶことは今までしてこなかったのでこれから技術を学ぶときの意識にも変化が生まれました・・・
・・・この授業を通して、これからは人の要求に対して客観的や使用者側に立って評価することで解決していこうと思った…
…人の要求について様々な手法を用いて明確化していくというこの技術は、就職後のコミュニケーションで非常に役に立つような気がしてます。そのため、この授業でやったことを継続的に繰り返して技術をしっかりモノにしたいです…
…この授業がきっかけで、普段は気にも留めなかったようなところに注目することができるようになった気がする…
…今まで深く考えなかったを考えたり、今までにない考え方を学べて為になりました…

何を作るか(Amazon)
(HTML)
ISBN978-4-86753-772-5 C1004

何を作るか スライド 動画(再生リスト)
  • 前付き
  • 第1章 始めに
  • 第2章 イノベーションとは?
  • 第3章 デザインプロセス
  • 第4章 課題の調査分析


  • チームワークと自己主張
  • 第5章 解決のデザイン
  • 第6章 価値のデザイン